シナネンではさらなる持続可能な未来へ向け、クリーンなエネルギーを利用していただくことで森の豊かさを守る「シナネンあかりの森プロジェクト」に取組んでいます。
あかりの森プロジェクトについてはコチラ
あかりの森プロジェクトではNPO法人や一般社団法人と連携し、豊かな自然を守り、残していくことの大切さを伝え、育む活動に取組んでいます。
■足尾銅山地域への植樹活動
2022年8月10日（水）に栃木県日光市の足尾銅山地域であかりの森プロジェクトが支援している「足尾に緑を育てる会」主催の「体験植樹」を行いました。新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、団体ごとに植樹を行いました。
足尾に緑を育てる会の事務局から、まずは足尾銅山の歴史や「足尾に緑を育てる会」について説明が行われました。
“1610年の銅山の発見以降、足尾地区では銅の製錬過程で発生する亜硫酸ガスの影響や、樹木の伐採、山火事などにより次々に森林が消えて行きました。そこで、足尾の山に緑を取り戻そうと、「足尾に緑を育てる会」が結成され、植樹活動を開始しました。
足尾に緑を育てる会は、荒廃した足尾の山の緑化活動を軸に、足尾町の活性化に寄与し、渡良瀬川に清流を取り戻そうとしています。”
45年前の足尾地区
行政の復旧事業や足尾に緑を育てる会など地域の植樹活動などにより
緑が戻りつつある現在の足尾地区
その後、植樹の方法について説明が行われ、実際に植樹する場所へ移動します。
そして、いざ植樹がスタートです！
教えていただいた植樹の方法（苗木の植え方）に沿って、写真とともにご説明します。
① 土を20cmくらい掘る
② 黒土をひとつかみ入れる
③ 苗木を入れる
④ 黒土を全部入れる
⑤ 水をやる
⑥ 掘った土を戻す
⑦ 土を押し固める（石があったら、土や水の流出を防ぐため土手をつくる）
シナネンからは3名参加し、ガマズミ1本、コナラ3本の計4本を植えました。今までの植樹本数は277,500本（2022年7月31日時点）で、今回の植樹で参加者210,000人目を達成しました。
植樹の参加者からは「晴天かつ大自然の中で植樹を体験でき、とても良い経験となった」「足尾に緑を育てる会の方のお話を聞き、今後も緑化活動を行いたいと思った」といった声がありました。
■体験植樹のご紹介
今回シナネンが参加した「体験植樹」について、団体、学校、企業、個人での申し込みが可能です。また、ご家族、少人数グループでの参加も可能になりましたので、下記より詳細ご覧ください。
体験植樹についてはコチラ
皆さんも見て、学んで、体験できる植樹活動に参加してみませんか ？
また、足尾に緑を育てる会では、植樹や草刈りをお手伝いしてくれる「スーパーボランティア」も募集していますので併せてご検討ください。
申し込みについてはコチラ
■あかりの森プロジェクト
シナネンではさらなる持続可能な未来へ向け、クリーンなエネルギーを利用していただくことで森の豊かさを守る「シナネンあかりの森プロジェクト」を立ち上げ、NPO法人や一般社団法人と連携し、積極的に自然を育む活動に取組んでおります。
■足尾に緑を育てる会
渡良瀬川の源流に位置する足尾地区は、足尾銅山の煙害等により荒廃し、国や県などの関係機関による復旧事業が約100年前から続けられてきました。その間、さまざまな困難がありましたが、現在までに荒廃地の半分ほどが緑化されたと言われています。
こうした中で1996年5月、足尾の山に緑を取り戻そうと、「足尾に緑を育てる会」を結成し、足尾地区で植樹活動を開始しました。毎年、春の植樹デーを開催し、参加者は年を追うごとに増え、近年は2,000人ほどの人たちが集まるようになりました。また、児童・生徒による体験植樹や、各種団体の緑化活動も活発となり、現在社会における環境問題への関心の高さがうかがえます。
足尾に緑を育てる会は、荒廃した足尾の山の緑化活動を軸に、足尾町の活性化に寄与し、渡良瀬川に清流を取り戻そうとするものです。ひとたび破壊された自然の回復には、じつに長い年月を必要とします。そのためには、多くの人たちによる地道で息の長い活動が必要となります。
荒廃した山に木を植え育てることを通して、かけがえのない自然環境の大切さを学び、ひとりの心にも木を植えてほしいと体験植樹事業を継続しています。
出典：“NPO法人 足尾に緑を育てる会”,（参照：会の概要 ）
あかりの森プロジェクトでは、この想いに共感し、支援しております。
■過去のあかりの森プロジェクトの活動
あかりの森プロジェクト 八ッ場ふるさとエコツアー ～ホタル観賞ウィーク～
CSR活動 あかりの森プロジェクト 吾妻渓谷紅葉エコツアー
CSR活動 湘南国際村めぐりの森植樹祭に参加しました
あかりの森プロジェクト 八ッ場ふるさとエコツアー～ホタル観賞ウィーク～