EV Wireless Power Transfer Business
  • 22050年のカーボンニュートラル実現に向け、政府はGX(グリーントランスフォーメーション)を軸に、エネルギーやモビリティ分野の変革を進めています。

    自動車分野においても電動化は重要な方向性の一つとされていますが、車両価格、航続距離、充電インフラ整備などの課題もあり、より現実的な普及を目指す動きが各所で見られます。

    中でも有線充電インフラは一定の普及が進んでいるものの、設置工事や保守対応、運用時の手間・安全性といった点が、新たな負担となるケースも少なくありません。

    こうした背景のもと、EV運用の負荷を低減する可能性のある技術として、近年注目されているのが「ワイヤレス給電」です。

    ワイヤレス給電は、ケーブルの抜き差しを必要としないことから下記のようなユースケースでの活躍が期待されています。

    ●停車中給電システム

    事業所等の管理エリアにおいて、定位置駐車時に自動で給電を行うことで、充電作業の省人化・省力化を実現し、運用負荷の低減や安全性が向上する

    ●走行中給電システム

    バスなどの一定のルートを走行しながら常時給電を行うことで、車載バッテリー容量の削減が可能となり、車両の軽量化による電費向上や車両価格が低減される

    ※その他、人の手を介さずに充電を必要とする自動運転車両向けなど

    一方で、出力や効率、設置コスト、標準化など、事業化に向けて検証すべき課題もあり、実装には慎重な検討が必要です。

    シナネンは、石油やガス・電力事業を通じて培ってきたエネルギー供給の知見に加え、電気設備関連の現場対応力を強みとしてきました。

    これらの強みを活かし、ワイヤレス給電がどのような価値を提供し得るのかを見極めるため、産学官連携や業界横断の取り組みとして、「EVワイヤレス給電協議会」を立ち上げ参画しています。

    EVの普及やエネルギー転換は、一つの技術だけで一気に進むものではありません。

    シナネンはエネルギーの多様性と現場実装の視点で、持続可能で実効性のあるEVワイヤレス給電インフラのあり方を検討してまいります。

    出所:三菱総合研究所WEBサイト「自動車のGX 電動車のワイヤレス充電とは?」
    https://www.mri.co.jp/knowledge/column/20230919.html
    経済産業省WEBサイト「充電インフラ整備促進に向けた指針」
    https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/charging_infrastructure/pdf/20231018_1.pdf

「EVワイヤレス給電協議会」の設立

  • 2024年6月10日にシナネン株式会社、他4社は、電気自動車の普及を支える社会インフラとして、ワイヤレス給電を実用化し普及させていくため、EVワイヤレス給電協議会を設立しました。

    EVワイヤレス給電協議会WEBサイト