シナネンホールディングスおよびシナネンは、11月5日(火)に、栃木県宇都宮市の城山中央小学校で、5年生の生徒約20名を対象に「環境とエネルギー」をテーマにした出張授業を実施しました。
シナネンでは、2023年2月に自社で開発した太陽光発電所「宇都宮シナネンソーラーパーク」が日々稼働しております。※1同ソーラーパークは、隣接している城山中央小学校や、地域住民の方々の支援を受けながら稼働に至っています。
昨年度に引き続き、今回の出張授業も、環境とエネルギーと題し、エネルギーと地球温暖化の関係性や再生可能エネルギーに関する知識を子どもたちに伝え、次世代を担う人材の育成を支援することに加え、環境に寄り添った地域をともに創っていくことを目的として実施しました。
出張授業の前半では、「エネルギー」をテーマに、地球温暖化によって起きている問題や生活する中で温室効果ガスを増やさない取組、また、脱炭素社会の実現に向けた再生可能エネルギーの取組についてクイズを織り交ぜながら説明しました。
続いて、太陽光発電システムの仕組みと太陽光発電に関わる職種について紹介しました。
宇都宮シナネンソーラーパークは、東京ドームよりやや大きい敷地面積、約52,000㎡の遊休地に開発されています。年間発電量は約3,505MWhで、これは一般家庭約811世帯の年間使用電力量に相当します。城山中央小学校の生徒の皆さんが通っている学区には、約2,000世帯、4,700人の人々が住んでおり、宇都宮ソーラーパークでは、その学区内の地域住民の方々が使う電力の約4割を賄っています。
出張授業の後半では、実際に発電に関わる設備である太陽光パネル、接続箱、パワーコンディショナー、分電盤、電力量計、引込柱を生徒たちに見学してもらいながら、仕組みや役割について説明しました。
実際にソーラーパークを見学した生徒の皆さんから「完成するまでどれくらい期間が掛かりましたか?」「ソーラーパネルに寿命はありますか?」等多くの質問が寄せられました。
また、見学後には「エネルギーがどんなものなのか、地球温暖化を進めているものは何なのかがよく分かりました。」「これからは地球環境によい行いをし、これからも地球に住めるような環境にしていきたいと思います。」「パネルの裏面でも発電できることを始めて知った」「家にも太陽光パネルがあるけれど気にしてなかった。太陽光パネルについてよくわかった。」等の感想もいただきました。
シナネンホールディングスおよびシナネンは、今後もこうした出張授業を通じて、エネルギーに関する知識を子どもたちに伝え、次世代を担う人材の育成を支援することに加え、地域をともに創ってまいります。
※1 シナネン株式会社 2023年3月7日プレスリリース
栃木県宇都宮市における太陽光発電所 「宇都宮シナネンソーラーパーク」の稼働を開始